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2020年1月22日 (水)

焙煎機の温度計を変更

開店時から使ってる焙煎機(2006年式の富士珈機R-103)の豆温度計には以前から一つの不満がありました。

これの温度計は、表示単位が1℃単位なのですが、煎り止め時点の1℃の違いは、もう全く別物の感があり、0.1℃単位での把握が出来ないことは、再現性を求めるならば結構致命的に感じていました。

対策として、独自に0.1℃単位まで表示できるデジタルデータロガーをつないで、データロガー側で豆温度を確認してたのですが、こちらは更新タイミングが3秒毎なので、これはこれで、煎り止め時点で0.3℃~0.5℃ずつしか温度変化を計測できないことになり、今までは、ここらへんが温度変化を数値で捉える限界でした。

もう1台保有している富士珈機のdiscoveryという小型焙煎機の豆温度計は0.1℃単位表示で、しかもリアルタイム更新で、とても出来が良いことから、R-103も、これと同レベルの温度計に付け替えられないかなと、実は以前から願っていたのですが。。。。

去年の年末頃、たまたま近くの新しい焙煎屋さんに置かれている最新のR-103に0.1℃単位の温度計がついていることを発見。富士珈機に問い合わせると、当店の2006年式のR-103にも付け替えできるとのこと。早速、交換しました。

交換にあたっての留意点は、以下の2点

・配線が旧温度計と異なる為、交換時は注意が必要で、メーカーの技術者の出張が必要で、ちょっと高額になる。

・表示温度は、少し低く(例えば180℃時点で0.7℃程度)表示されるようである。だが、これはこれで新し環境に慣れてしまえば問題ない。

リアルタイム表示の性能がすごく良いように思えるので、使いやすくなったように思います。

 

 

  • (注)
  • 左側の黒い温度計が豆温度計で、今回交換したもの。右側の温度計は排気温度計で、こちらは精緻な温度把握はしない為、1℃単位の温度計のまま、交換しませんでした。

 

 

 

 

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