ラオスでティピカを栽培している?
暫く前に、お客様からラオスのコーヒー生豆を頂きました。
このお客様、手網焙煎がご趣味で、仕事で行ったラオスで生豆を入手したとのこと。
下の写真の左側は日本で入手しやすいラオスのエレファントマウンテンという豆。右が頂いた豆。エレファントマウンテンはハイブリッド(やや記憶が曖昧)で大粒なのに対し、頂いた豆は大きさが小さめで不揃い。ラベルにアラビカティピカと記載されており、形状も薄く細長く、ティピカらしい外見をしています。アジアでティピカを栽培している産地を私は知らなかったので、驚きました。
お客様が現地のコーヒー関係者から伺った話では、ラオスではロブスタ種のコーヒーを標高1000m以上の地点で栽培する試みも行われているとのこと。ロブスタというとアラビカが栽培不可能な低地で栽培するものと認識していましたので、これも面白い話だなと思いました。
ティピカにしろ、ロブスタにしろ、ラオスのコーヒー関係者の本気度が伺えて興味深いです。先の展開がとても楽しみです。
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