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2011年6月

2011年6月29日 (水)

食品衛生協会の研修にて

今日は年1回受講している川崎市食品衛生協会の研修を受講してきました。例年だと食中毒や害虫駆除の話題になるのですが、今回のメインテーマは食品の放射能汚染について。興味のある話題だったので、期待して行ってみたのですが。。。

宮前区役所の保健福祉センターの担当者が説明して下さったのですが、1時間15分くらい、ずっとテレビで言われている通りの、安全なので安心して下さい旨の話を聞くだけでした。強調されていたのは、100msv以下の被爆では癌発生の直接的なリスクが明確になっていないということと、そもそも癌で2割の人が亡くなっているという事実。だから安心して下さいとのこと。何に気をつければ良いのかを確認したくて行ったのですが、「流通しているものは全て基準値以下の汚染で安全なので安心して欲しい。そんなことを気にするより、寧ろ食中毒に気をつけて下さい」ということでした。

質問の時間もなく、そのまま終了してしまったので、仕方なく説明して下さった方のところに行って、不明なことを聞いてみました。

私「基準値以下というが、例えば野菜は洗った状態で測定しているのでしょうか。誰に聞いても前提が分かりません。」

保「洗ってから計っています」

私「それでは店に並んでいる商品は、洗って基準値以下の状態で並んでいるのですか、それとも、まだ洗わないと基準値以下にはならない状態なのですか」

保「洗わないで使う人はいないでしょう。」

私「普段通りに洗えば問題ないのか、かなり必死に洗わないとならないのか、前提が明確でないと分かりません」

保「・・・・」

私「魚は骨、内臓、皮を除外して、身だけで計っていると聞いたことがありますが、そうなのですか。骨を食べるような料理もありますが、さきほど骨に蓄積されると説明して下さったストロンチウムなどは、そもそも計測されていないので危険性が分からないのではないですか」

保「食べない部分は計らないものもあります」「私も本当に安全だと思っているんです。厚生労働省も頑張っています。安心して下さい。」

私「いや、その厚生労働省が。。。。。」

保健所の担当者が本当に安全だと思っていることは理解できたのですが、私はとても安心できませんでした。5分ほど、質問させていただいて、ふりかえると、もう参加者全員、お帰りになっていました。
安全かどうかよくわかならいものを使って食事を提供することについて、皆さん、怖くないのだろうか。何故、今回の説明を聞いて、誰も疑問を覚えない?

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2011年6月12日 (日)

ラオスのコーヒーを煎る

少し前にテレ東の「ガイアの夜明け」という番組で「コーヒーウォーズ」という特集をやったのですが、そこで紹介されたのがラオスのコーヒーでした。大手商社(丸紅?)のバイヤーが品質を聞かれ、「中米物の中の上」と答えるシーンがあったのですが、その時は「ウソだろ」と思いました。というのも、もともと品質が高い中米物の、「中の上」というのは世界的にはそれなりに高いレベルの品物になるし、アフリカのコーヒー新興国の豆や、タイの豆、中国雲南の豆などもサンプルローストして飲んでみたのですが、どれもそこそこ美味しくても使ってみようと思う程ではなかったからです。今回も「新興国」とか、「ベトナムの隣」とか、先入観があったのでナメてかかっていたのです。

ところが今朝、ラオスのエレファントマウンテンという豆をサンプルローストして飲んでみたところ、とても美味しく、正直なところびっくりしてしまいました。ほんの少しだけメキシコ的な癖のある香りが混ざるのですが、ネガティブな要素はそれくらいで、すっきりしているのに香りが強く、酸味も苦味もまろやかで飲みやすい。なにより香り(アフターテイスト)が強いことに驚きました。

少しネットで調べてみると、ラオスのコーヒー栽培の歴史は古く、第二次大戦前から行われていたようです。そういう意味ではコーヒー新興国では無いようです。コーヒー豆の品種はよくわからないのですが、見た目は粒が大きくブルボン系のコロっとした形状でカチモールっぽく見えましたが、純粋なアラビカなのかもしれません。

安っす~い生豆なのにスゴいな~と思って、改めて価格表を見ると、ぜんぜん安くはありませんでした。もう1ヶ月以上前に1kgだけサンプルを買って放置してあったので価格を忘れていました。ただ、価格に見合った価値がある豆だと納得するだけです。

ラインナップに加えてもいいなと思える初めてのサンプルかも。ただ、収納場所に限りがあるので、使うかどうかは要検討。

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2011年6月 9日 (木)

休日の過ごし方

昨日の定休日に、オートバイのオイル交換をしました。行き着けのバイク屋さんが店を閉めてしまったせいもあるのですが、ここ数年は自分でオイル交換をしています。

バイク屋さんでの交換だと、店で所有しているオイルからしか選べないけど、自分でやるとなると、通販で多様な銘柄から選択できるのが良いです。前回はアメリカのケンダル社の10W-40を入れて、これもなかなか良かったのですが、今回は日本のタクマインという会社の「逸 5W-50」というオイルに交換。
調子を見るために少し走ってみましたが、やはりオイル交換直後は調子が良い。アクセルの動きに対するレスポンスがリニアな気がする。

乗らない人には分からないかもしれないが、オートバイはスポーティな乗り物で、コーナリングはスキーのパラレルターンに似ています。パラレルターンでターンのきっかけを与えた後に外足を踏み込んで旋回していく、あの踏み込みが、オートバイではターンイン後のアクセル操作になると思えるのです。ですので、微妙なアクセルの開度に合わせてリニアに後輪が駆動してくれないと、気持ちよくコーナリングできないのです。

なんて小理屈を考えながら近所の直線ばかり走ってみました。他の消耗品もほぼ新品ばかりで全体的に調子が良い。今年は少し山の方にも行ってみようかな。

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