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2009年10月17日 (土)

片岡義男さんの小説

先日、久しぶりに片岡義男さんの小説を読みました。「友よまた逢おう」という小説で、ビリー・ザ・キッドの話です。キッドについての詳細な史実は残っていないので、その時代のアメリカ西部の環境の中で、キッドのような若者がいたらどのように生きるか、ということを著者が想定したフィクションとして描かれています。久々に片岡義男さんの小説を読んだのですが、情景描写の細やかさが巧みで、風景が目の前に広がるようでした。良く書けている、と思いました。

70年代の後半から80年代にかけて、片岡義男さんの赤い背表紙の角川文庫の小説は何十冊も本屋に並んでいて、まさに流行作家といった感じでしたし、内容についての世間の評価もそんな感じだったと記憶しています。ですが、40代になって改めて読み返してみると、片岡さんって小説家としてすごい、と思えました。

私が片岡義男さんの小説を読み漁っていたのは中学生の頃だったのですが、気が付くと5冊ほどしか手元には残っていません(でも5冊ほどは残ってた)。どうやら度重なる引越しの際に、殆ど処分してしまったようです。また読み直してみたいと思って本屋に行くと、もう当時の片岡義男さんの小説は全く書棚に並んでいませんでした。仕方が無いので、ぼちぼち古本屋で探してみようと思っています。

片岡義男さん、もっと評価されていてもいいと思うのですが、そう思っている人ってあまりいないのでしょうか。

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コメント

最近の活動なら、拙サイトへどうぞ。現在も元気に著作活動を続けておられます。近々、雑誌で小説の連載も始められる予定とか。


「白い波の荒野へ ~作家、片岡義男氏の文章を読む人たちへ~」

投稿: ital | 2009年11月22日 (日) 17時48分

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