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2009年10月

2009年10月26日 (月)

川崎市長選挙が終わった

昨日、川崎市長選挙が行われ、現職の阿部氏が再選されました。
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/14/00010324.html

今回の選挙の論点として私が注目していたのは、川崎縦貫高速鉄道線の推進についての各候補のスタンスでした。現職以外の3名は見直し、停止など、いずれも継続にネガティブなスタンス、現職の阿部氏だけが建設推進のスタンスをとっていました。

今回、阿部氏が当選したのですが、全投票数に占める阿部氏の得票率は37%でしかありませんでした。

この37%という得票率をどう捉えるのか。

必ずしも選挙の論点は川崎縦貫高速鉄道線だけではありませんし、阿部氏以外に投票した人が川崎縦貫高速鉄道線に賛成だが阿部氏に入れなかった可能性もある(いずれも支持政党がある候補者ですし)。

しかしながら、前回2005年の市長選では過半数の62%獲得(投票率はほぼ同様、対立候補は共産党の岡本氏一人の一騎打ち)で、今回は過半数を大幅に割り込んだ37%の得票率ということを考えると、阿部氏の描いたプランに乗りたくない市民が過半数程度いると考えたほうが自然なように私には思える。

初期整備区間(新百合丘←→武蔵小杉)だけでも4336億円だそうです。この金額、川崎市の有権者人口1人あたり39万円です。とても大きな事業に思えます。今回は過半数に大きく届かなかったのだし、これで終わり、にはしてもらいたくない。

私としては、住民への直接の意思確認(具体的には住民投票)をしてもらいたいです。

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2009年10月17日 (土)

片岡義男さんの小説

先日、久しぶりに片岡義男さんの小説を読みました。「友よまた逢おう」という小説で、ビリー・ザ・キッドの話です。キッドについての詳細な史実は残っていないので、その時代のアメリカ西部の環境の中で、キッドのような若者がいたらどのように生きるか、ということを著者が想定したフィクションとして描かれています。久々に片岡義男さんの小説を読んだのですが、情景描写の細やかさが巧みで、風景が目の前に広がるようでした。良く書けている、と思いました。

70年代の後半から80年代にかけて、片岡義男さんの赤い背表紙の角川文庫の小説は何十冊も本屋に並んでいて、まさに流行作家といった感じでしたし、内容についての世間の評価もそんな感じだったと記憶しています。ですが、40代になって改めて読み返してみると、片岡さんって小説家としてすごい、と思えました。

私が片岡義男さんの小説を読み漁っていたのは中学生の頃だったのですが、気が付くと5冊ほどしか手元には残っていません(でも5冊ほどは残ってた)。どうやら度重なる引越しの際に、殆ど処分してしまったようです。また読み直してみたいと思って本屋に行くと、もう当時の片岡義男さんの小説は全く書棚に並んでいませんでした。仕方が無いので、ぼちぼち古本屋で探してみようと思っています。

片岡義男さん、もっと評価されていてもいいと思うのですが、そう思っている人ってあまりいないのでしょうか。

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2009年10月15日 (木)

蒲田再訪

前職の時、蒲田で2年ほど働いていたことがあったのですが、昨日、東京ビッグサイトに行く用事があったので久々に立ち寄ってみました。丁度お昼時だったので、当時よく食べに行っていた中華料理屋さんで中華のバイキングをご馳走になりました。10年ぶりくらいだったのですが、当時と変わらずに美味いことが嬉しかった。

良い思いでのある場所に時間が経ってから行って、その頃と変わらない良さがあると、嬉しく、なごみます。逆に、昔の楽しい思い出がある場所が、がらっと変わってしまっていると本当に切ない。

学生の頃、毎年夏は北海道をバイクで旅していたのですが、当時大好きだった喫茶店に社会人になってから数年して行ってみたら、行き詰って夜逃げでもしたように、店の構えはそのままに、分厚く埃がかかっていました。この時は本当に切なく、遣り切れなかった。

引越しされる前にわざわざ挨拶に来てくれた常連のお客様などが、何年もした後にフラっと立ち寄って下さることがあったとして、その時に切ない思いをなさらなくても済むように、私も日々頑張らんといかんよな、と、蒲田の中華バイキングを食べながら思ったのでありました。

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2009年10月 1日 (木)

日本最大のコーヒー展示会

10月14日(水)から16日(金)まで、東京ビッグサイトでSCAJ2009というイベントがあります。このイベントはSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)が年1回開催しているもので、コーヒー生産国の関連団体(政府機関、生産者団体等)や、コーヒー関連商社、コーヒー機材メーカーなどが75ブース程出展します。コーヒーの試飲も沢山(飲みきれません)あり、サンプルローストが上手な年に行くと、各国のコーヒーを楽しく味わえます。基本的にプロ向きのイベントですが、一般のコーヒー好きの人にもたまらないイベントだと思います。

http://www.scaj2009.jp/index.html

入場料は1200円なのですが、招待券が1枚あまっています。
もしも欲しい方がいらっしゃいましたら差し上げます。まずはお電話でご連絡下さい。

珈琲焙煎 蓮 044-855-0276

去年はFMIのブースで飲んだエスプレッソが最高に旨かった。バランスのとれたエスプレッソにお砂糖をドカっと入れて、くいっと飲み干す。贅沢な一瞬ですね。FMIセミナー講師の根岸さん、今年もエスプレッソ淹れてくれるのかな。暫くはエスプレッソに手を広げるつもりはないので単なる冷やかしになってしまうけど、個人的には楽しみなのだ。

それと、機材関係では、焙煎機メーカーの富士珈機さんのブースに、新製品の本格200g焙煎機ディスカバリー号が展示されるのではないかと思います。この機材、以前から興味があったので、じっくり見てこようと思います。

http://www.discovery-cafe.jp/3_discovery/310.html

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